ぬいぐるみの汚れの種類

まずは、ふつうに洗剤で洗うことで、汚れが落ちそうかどうかを確認します。

そして、生地や縫い目が弱っていないかを把握した後、洗い方(強弱)を振り分けています。

ぬいぐるみの汚れには、大きく分けて2つあります。

○長年蓄積された汚れ

長い年月が経過したぬいぐるみは、シミや汚れが酸化して黄ばみが出てきます。

黄ばみが進行すると茶色くなり、簡単には取れないシミになってしまいます。

衣類でも同じなのですが、通常の汚れと違って、変色したシミは、洗っただけで落ちることはありません。

その場合、シミ抜き作業(この場合は漂白処理)が必要です。

一般ではこのように古くなってしまった汚れに対して、洗濯機を使ってしまう人も多いのではないでしょうか?

ですが安易に洗濯機に入れて洗ってしまうと、シミが落ちないだけでなく、かなりの高確率でバラバラになってしまいます。

なぜなら、経年劣化によって縫い目や生地が弱っているため、洗濯機のパワーに負けて、ぬいぐるみが破れたり中身が出てしまったりするからです。

長く使っているぬいぐるみだからこそ、プロの洗いにまかせていただきたいと思っています。

○通常使いの汚れ

ぬいぐるみは、触っているだけで汚れてしまうものです。

手垢、皮脂などの汚れだけではなく、ダニやホコリなどもだんだんと蓄積していきます。

小さいお子様の場合、口で触ることもあるため、よだれや食べ物などが付くことにもなります。

こうした日々の汚れも、クリーニングに出すことでキレイに落とせます。